日本野球連盟(アマチュアチュア)道具規定(2019年度)


先日、高校野球規定について少しお話させていただきました。

 ⇒その内容はこちら

それを踏まえて、まだまだ野球道具規定の知識不足だと感じた事と、最近は独立リーグ・社会人・大学生のグラブを手掛ける事も多くなりまして、調べてみました。

というか、社会人の投手グラブオーダーで色々と質問が丁度あり、良い機会なので徹底的に調べてみました。

【主な野球連盟】

 ・日本プロ野球機構(プロ) ⇒ プロ野球・独立リーグ
 ・日本野球連盟(アマチュア) ⇒ 社会人野球・大学野球
 ・高校野球連盟(高校) ⇒ 高校野球
 ・軟式野球連盟(軟式) ⇒ 軟式野球

※他にもボーイズリーグなどありますが、BEで対応していない連盟は省略します。

という事で、今回質問をいただいたお客様が所属する団体は社会人野球ですので、日本野球連盟でのルールという事になります。

では、以前より課題であったその規定をどうやって調べれ良いのか・・・

日本野球連盟に問い合わせた所、毎年3月に発売する2019年度版ルールブック(これは高野連などでも発行しているようです)にのっとって定めている!

との事でした。

更に突っ込んで聞いてみた所、2019年度版なので2020年になったら変更されている場合があります。との事。

ま、グラブだとルールが変って次の年に使えない...みたいな方向にはならないと思うのでルールブックで改正される前の仕様でオーダーしておけば問題ないのだと思いますが...

ただ、改正が入った場合、前もって情報を仕入れておかないと、ルールブック発売後にオーダーだと遅いのですよね。

やはり後追いになってしまうか、前もって情報を仕入れるのは関係者とのパイプが必要となってきそうです。。。(^^;

ま、これは次の課題という事で、今回質問をもらった、社会人投手の規定で言うと、

投手のグラブについては、縁取り、しめひも、縫い糸を除くグラブ本体(捕球面、背面、網  ウェブ )は1色でなければならない

となっていますので写真のようなグラブは使用可能!と言う事になります。

なかなか複雑化しておりますが、オーダー時に“使用用途”を選択していただければ、見積もりの際に、こちらでもチェックいたしますし、気になるようでしたらお気軽にご質問していただけたらと思います。
CEO * 野球Tips * 14:14 * - * -

シデという木材


現在の日本の野球では、あまり使われていない四手(シデ)木材。

耐久性と反発力がウリで昨年よりビーイーで市場に投入した一押しの木材ですが、色々とデータを取ってみて、このバットの特性が大体把握できました。

当初は、今では貴重になったアオダモの代役ができれば・・・と思っていたのですが、若干特性が違い固い樹木ではありますが、極度な打撃による劣化が見受けられますので、シデ素材のバットは試合専用バットにするのが最適だと思われます。

型や重さを同じにしておいて、練習など打撃回数が多い場合はやはりメイプル、試合など結果を求める場面ではシデ・・・といった使い分けベストです。

そういった面では、バットの使われ方としてはホワイトアッシュに近いですが、ホワイトアッシュと打ち比べてもシデのほうが打感がよく、飛距離も出るみたいで、ホワイトアッシュの代役としては十分すぎるほどの威力がありそうです。

シデバットのオーダーをお考えの際に参考になればと思います。
CEO * 野球Tips * 12:52 * - * -

高校野球規定(2019.03.07)

久々の野球“Tips”コーナーになります。

今回の内容はというと・・・

ズバリ高校野球規定のグラブ編です。

では何故こんな話をするかと言うと、私がすっかり勘違いしていたのか、規定が若干変更になったのか、今までは

“表部と平裏部のカラーが違っていても使用可能とする”

という表記により高校野球対応で平裏カラーを変更した面白いモデルが世に登場し始めてきまして話題になったのを覚えていますが、問い合わせにより再度規定を確認したところ追加されたのか、見落としていたのか

“使用できるカラーであれば...”

という表記が入ってまして、そうなると禁止カラーはNG・・・という事になります。

ただ去年や今年のとあるモデルで平裏が赤のグラブも見た事ありますし、職人にも聞いてみましたが、結構グレーゾーンです...

という返答が。。。

毎年、野球規定は大手メーカーが

!!!!!

ってモデルを発売し、あ、この仕様はOKになったんだ...

って感じで後追いで規定を見直している状況なので、もっと職人さんやショップさんと話す機会を増やして情報キャッチしないとな...と反省してました。

この辺の情報をいち早くキャッチできる人って審判団なのですかね?

そういえば審判団に知り合いがないないや。。。(^^;

今年は今まで扱った事のない団体からの依頼も受ける事になりそうなので、更に幅広い情報収集が必要になりそうです...(^^;
CEO * 野球Tips * 13:18 * - * -

折ベロの謎・・・

このBEブログでは“野球TIPS”というカテゴリがあります。

野球TIPSでは、この業界や専門でやってるからこそ把握できるちょっとした豆知識を紹介しています。

ネタは沢山持っていますが、まとめるのが面倒なので頻度は少ないのですが参考になりますので是非覗いてみてください。

 ⇒過去の野球TIPSの記事はこちら

という事で久々のTIPSで取り扱う表題はこちら!“折ベロの謎・・・”に迫ります。

最近姿を消している“折りベロ”スパイクですが、金足農の吉田投手が履いている事で若干話題になりましたが、ではこの折ベロって何の意味があるのでしょうか?

折ベロで言うと、元読売巨人軍の長嶋選手の印象が強いですが、そもそも昔は折りベロのスパイクしか存在しておらず、選択の余地が無かった...というのがあります。

機能や効果としては、スライディングの時にベロが立って足の汚れや砂が入るのを防ぐ説や、スライディングの時に紐のほどけるのを防止する説、プロなど折ベロに名前や背番号が入れられてカッコイイなど、色々言われていますが、実際折ベロスパイクを使った体験談としてはスライディングの時にベロが立つ事もありませんし、立ちベロだからと言ってスライディングで紐がほどける経験もなかったです。自分の中では完全にお飾り・・・的な意味で捉えておりました。

なのでBEブランドのシューズとしては折ベロの選択肢を省いているのですが、定期的に折ベロの問い合わせもあり、その時には気にも留めていなかったのですが、ある野球人とスパイク談議をしていた時に“折ベロ”の必要性があるポジションってのを聞いて、ハッ!としました。

そのポジションはズバリ、キャッチャーなのです。

キャッチャーは座っている事が多く、今時の長い立ちベロや、クッションの入った厚いベロだと座った時に邪魔...であったり、立ちベロが使っているうちに折ベロに...というお話を聞きました。

そういう意味だと、BEオーダーは何故か捕手からの依頼も多く、その辺だったのかと納得。

そんな事もあって最近は高校野球の試合で捕手をチェックしたりしてますが、確かに捕手の折ベロ使用率は圧倒的に多いですね。

BEの野球道具は自分の経験から多くを取り入れて開発してまして、一塁手と捕手はちゃんとやった事がないので、この辺が盲点となりました。

やはり色んな環境でやっている選手や色んなポジション経験者と談議を重ね、まだまだ改良していく必要があるなぁ...と勉強不足を再認識。。。

ただ...うちのシューズはマークが直刺繍なのでオリベロに入れると刺繍の裏が全部出てしまうのですよね。。。(^^;

そうなるとマークをラベルにする必要があるのか?

とか、折ベロ対応の課題は満載なのでした。

※野球TIPSは、私個人の見解ですので参考程度に見てください。
CEO * 野球Tips * 10:23 * - * -

BFJマーク

オーダーバット詳細紹介の最終回は“BFJ”マークについてです。

“BFJ”マークとは“日本バット工業会”により公示されるブランドマークで、独立リーグ・社会人・大学野球ではこのマークによって製品管理され、このマークが入っていないと公式戦で使う事ができません。

と言う事で、取得も無事完了しまして、やっとオーダーを受ける最終準備が整いました。

ただし、“BFJ”マークによって管理されている規定がいくつかあり、選択できるオーダー内容は、規定内での選択内容に絞っているため問題は無いのですが、カラーについては細かい規定がありますので以下の表にまとめました。

対応カラーは6種類(ブラック・生地クリア・生地無塗装・赤褐色・ダークブラウン・ライトイエロー)のみの対応で、メイプルとシデ材のみ、ヘッドとグリップの全体カラーブラックが禁止されています。(ヘッドとグリップのどちらかがブラックはOK)

なかなか不思議な規定ですが何故かは不明...



カラーのみ複雑になっていますので注意してください。

オーダー受付開始はもう少々お待ちください。
CEO * 野球Tips * 03:05 * - * -

木製バットの材料

現在、日本の木製バットに使われている一般的な材料は以下の通りです。

〇青タモ(耐久性:S 反発力:S 価格:S)
 ⇒日本の気候に最も適した素材で、硬質で耐久性がありながら、反発力が強く、強い打球が打てる事から、バット材料として多く使われてきました。そのため青タモの資源が極端に減少し、近年では植樹を促進する運動も増えている貴重な材料に位置付けされています。

〇メイプル(耐久性:S 反発力:B 価格:A)
 ⇒アメリカで多く使われている素材で、日本でも青タモが減少してからは7割はメイプル材が使われているようです。とても硬質な素材のため耐久性は抜群ですが、反発力が少ないため、力で飛ばすパワーバッターに向いています。バットのしなりで飛ばす選手には不評との噂も...

〇シデ(耐久性:A 反発力:A 価格:B)
 ⇒日本全域で取れる四手(椣)樹木で、メイプルとホワイトアッシュの良いとこ取り(中間)の素材みたいで、知名度は無いがバット素材としては抜群だと職人から聞きました。価格も手ごろなので試作バットを硬式で試してみて好評ならビーイーではシデ押しにしようかと思ってる素材です。

〇ホワイトアッシュ(耐久性:B 反発力:S 価格:C)
 ⇒反発力があり、飛距離が出るため、好まれる素材ではあるが、耐久性が弱いため硬式では折れやすい素材。軟式で多く使われているようです。

〇ラミ
 ⇒竹とメイプルを貼り合わせ、手を加えている事から、重量なども自由に調整できるため、特注のバット(極端に重量のある)に使われる事が多い。ビーイーでは現状必要性を感じないため取り扱いはしない予定。

※カッコ内評価は体験やサンプル評価、情報によってわかりやすく表現したもので、素材の状況や気候によっても変動しますので目安程度で考えてください。

ちなみに、現在はバットロゴも最終FIXしまして、現在BFJマークを取得するべく“全日本野球バット工業会”に加盟申請しております。

バットの取り扱いは6末を予定しています。
CEO * 野球Tips * 11:15 * - * -

マジックベルトでの公式戦は可能?

高校球児から、定期的にマジック仕様でのオーダーをいただき、その都度、高校野球での使用は禁止の可能性があるので、紐式でのオーダーを進めておりましたが、お客様から公式戦で使っている選手がいるとの情報をもらい、改めて確認を取ってみたら・・・

高校野球での公式戦仕様は可能!

との回答をいただきました。。。

正直、公式戦で見たことがなかったので、勝手にNGだと思っていました。。。

職業柄、本当にお恥ずかしい。。。

野球道具に関しては、都度、協会や野球ランクによって変更が入るので情報を追うのも大変な訳ですが、常に最新の情報を仕入れておかないといけないと反省した瞬間でした(^^;

ちなみに個人的な感想ですが、ここで紹介しています通常マジックは、やはりアップ程度だと緩みがそれほど感じませんが、公式戦となるとちょっと厳しいかと思います。

ベストは紐式ですが、個人的にも公式戦でクロスマジックで履いていまして、交互に締め付けることにより通常マジックより格段に締まり良く緩みもそれほど感じませんでしたので、公式戦で使用する場合は“クロスマジック”を強くお勧めしております。

オーダーの際は参考にしてみてください。
CEO * 野球Tips * 11:02 * - * -

グラブニードル


以前、Tipsでレース交換の裏技を紹介しましたが、その際に役立つ道具を紹介します。

 ⇒レース交換の裏技はこちら

レース交換では紐の先につける専用の針が必要となりますが、この器具というか道具のタイプが色々ありまして、みなさんが良く使うのが、替え紐についている針金を曲げたタイプの安価なものかと思いますが、“グラブニードル”なる海外製品の使い勝手がもの凄く良く、最近はこればっかり使っています。

以前は職人さんよりいただいたものを使う事が多かったのですが、壊れてしまう事が多く、グラブニードルに行きつきました。

グラブニードルのお尻部分はネジ式に凹んでいるため、レースの先部分を斜めにカットし、回転させながら押し込んで行くだけで、簡単にセット完了です。

一見すぐ外れそうな印象を受けますが、これが全くはずれません。

海外の製品ですが、“クラブニードル”で検索していただければ2000円程度で購入できますので、自分でレースを替える人などには良いかと思います。

是非、お試しください。
CEO * 野球Tips * 15:35 * - * -

親指掛け紐の謎?


せっかくTips(豆知識)のカテゴリを追加したので、普段お客様から問い合わせがあった内容を中心にアップしていきたいと思ってます。

ちょうど先日、掛け紐についての質問がありまして・・・

“親指先の掛け紐って何の意味があるんですか?”

確かにグラブの中身を分解してみないと理解できない構造なので、解説してみたいと思います。

実は・・・親指の掛け紐は図のように親指先から根本の掛け紐が繋がっていて、親指の芯に巻き付くように固定する役割をはたしています。

ここの親指固定をガチガチにするため、ビーイーでは掛け紐は全て縛っています。(ほどくのは簡単ですし)

逆に、ここをほどいてもらえれば捕球時の遊びが生まれます。

外野手で先端を縛らない選手がいるのも、ギリギリの飛球をグラブの遊びでグラブに納めるものだと思っています。

こんな構造を頭にいれながら、皆さん色々試してみてはいかがでしょうか?

ちなみに私は内野手で掛け紐を締めていなかったら、“走者の目に入る可能性があり危ないのでちゃんと締めなさい!”と連盟の審判に怒られた事があります。。。

タッチプレーが多いので内野手は気を付けましょうw

注:ここは自分の体験談ですので、メーカーや選手によって理論は違う場合があります...
CEO * 野球Tips * 09:27 * - * -

Tips開設?“グラブの紐通し”の裏技


全く知識がなかった“SNS”を導入したのが今年の4月末・・・それから4カ月程が経過しまして、そこそこサボってはいるものの、継続して画像をアップし続けているおかげで、徐々にアクセス数も伸びてきました。

まぁ、ビーイーブランドというものを皆さんに知ってもらいたい気持ちから始めた訳ですが、たまにはこの仕事をしてるからこそ、知っているような知識も入れていったら見てくれている方にもお役に立つのかな?
と、“野球Tips”というカテゴリを作りました。

Tipsとは“助言・役に立つ・ヒント?”みたいな意味で使われますが、ここでは豆知識的な意味合いで使う事にします。

で・・・一発目ですが、これは意外と選手の皆さんがお悩みというか放棄している項目かと思いますが“グラブの紐通し”についての裏技です。

グラブ制作側としてはレースの編み方などはもう頭に入ってたりするので、選手の皆さんには革紐が切れたら場合など・・・

簡単ですから革紐は自分で変えてみてください!

とアドバイスしがちですが、話すと意外にもレース交換の壁は高いようで、すでに自分ではやる気もなく放棄している選手が多いのが現状だったりします。

レース交換で一番難しいと感じる所はレースの通し方(編み方)がわからない事だと思います。

ネットで調べると色々と通し方が載っていますが、それを見るだけで混乱しますよね・・・

そこで“自分で簡単にレース交換をする方法”をご紹介します。

その方法は実に簡単で、写真のようにレースを抜きながら、抜いた穴にレースを通していくだけだけなのです。

当たり前っちゃ当たり前なのですが、良く紐を抜いてしまった後に通し方がわからなくなる...といった感じで罠に陥る人が多いと思いますので、レースを抜きながら新しい紐を通すだけで気が付いたら終わってしまうのです。

自分でレース交換が出来れば、切れたりヘタってきた時はもちろん、グラブに飽きてきた時なんかにウェブの網だけ色を変えたりと、自分で出来る範囲内でカラー変更を楽しめたりする部分でもあります。

あとは紐を通しながら、張りやたるみなどをしっかり調整しながら進めれば完璧に仕上がります。

グラブの構造の勉強にもなりますので、是非参考にやってみてください。
CEO * 野球Tips * 09:39 * - * -
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